グルメ 塩尻ビギナーズガイド
ぐるめ しおじりびぎなーずがいど

塩尻を代表する2大ローカルグルメ 山賊焼と信州そば
実は塩尻発祥! 豪快な見た目でSNSでも話題の山賊焼

鶏のもも肉1枚まるごと豪快に揚げた山賊焼は実は塩尻市内の飲食店山賊がルーツ。
初代店主夫妻が苦心の末、調理方法を完成させました。
当時の映画「七人の侍」のシーンで、にわとりをほうばる山賊の姿、近くに峠がある立地、更には何と!夫妻ともに山賊のような風貌をしていたことから店名を「山賊」と名付け、料理を「山賊焼」としたと言われています。
そば好きなら知っていたい!「そば切り」発祥の地、塩尻・本山宿

その昔「そば」と言えば団子状で、現在で言うところの「そばがき」に近い形のものでした。
私たちが「そば」と聞いて思い浮かべる細長く切った麺は「そば切り」と呼ばれ、団子状のものとは区別されていたようです。
その「そば切り」発祥の地は現在の塩尻市の本山宿。
中山道の宿場町として多くの旅人が訪れる場所でもあったこの本山宿で生まれたそば切りが、街道を通じて全国に広まっていったと言われています。
塩尻市はもともと、気温の日較差・年較差が大きく良質なそばの栽培に向く土地柄ということもあり、古くからそばが栽培されていたようですが、本山宿のそば切りについての最も古い文献は、宝永2年(1705)に森川許六が編んだ俳文選集「風俗文選」内、雲鈴の記述に見られます。そこには「蕎麦切といつぱ、もと信濃國、本山宿より出て、あまねく國々にもてはやされける」と記されています。
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