1. ホーム
  2. 善光寺街道 郷原宿

善光寺街道 郷原宿

ぜんこうじかいどう ごうばらじゅく

善光寺道 郷原宿

慶長19年に開かれたこの宿場は区画割が整然となされており、また水に事欠いた地であったことから用水路が発達しました。古井戸とともに郷原宿の町並みは塩尻史跡に指定されています。

郷原宿

郷原宿は、善光寺街道が中山道の洗馬宿で分かれて最初の宿場です。慶長19(1614)年、松本城主・小笠原秀政が中山道洗馬宿と北国街道を結ぶため、善光寺街道(北国脇往還)を整備したときにできました。
すでに存在していた集落が宿になったのではなく、郷原の元の集落は奈良井川の東岸の上野地籍にあったが、宿駅の整備に伴い、同じ川の西岸の住戸地籍にあった堅石集落とともに、元和5(1619)年ころ現在の場所に移して宿づくりがされました。

○郷原宿の見どころ
屋敷割りがよく行われ家々の間口は5~6間と広く、妻入りの本棟造りで雀おどしがついた切り妻が街道に面しているのが特徴です。
また、街道と家の間に前庭があり、樹木が植えられて美しい街並みとなっており,各家には屋号が表示されています。民芸運動の父と呼ばれる柳宗悦氏は随筆の中で郷原宿の美しさを「宿場全体が見事な一個の作品だと」絶賛してます。

本棟造りの山城屋
郷原宿の古井戸



宿場の北側には、明治13(1880)年に明治天皇御巡幸のとき御小休所となった郷福寺があります。

郷原宿マップ(1.14MB)

基本情報

住所塩尻市広丘郷原
アクセス長野道塩尻I.C10分
その他宿場内は通行にご注意ください。

地図

このページのジャンル