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中山道 贄川宿

なかせんどう にえかわじゅく

中山道 贄川宿

贄川宿は関所が置かれるなど木曽の北の守り神として重要な位置にありました。宿場の中心に嘉永7年建築の深澤家住宅は、平成17年に国の重要文化財に指定され、 贄川駅より南へ1km進んだところにある贄川のトチは推定樹齢600年以上と言われ県の天然記念物に指定されてます。

木曽路の出入口

贄川宿の成立したのは16世紀中頃といわれています。
天正18年(1590)には、天下統一を果たした豊臣秀吉が木曽を直轄領とし、贄川に番所を置いたことが知られています。本山宿から南に向かうと「お境橋」と呼ばれる橋があり、ここが松本藩と尾張藩の境になります。この場所には「是より南木曽路」の碑がありここを抜けると木曽路が始ります。贄川宿は木曽11宿の北の出入口にあたります。
贄川宿には関所があり、女改めや中山道を通る木材の監視・統制の役割をし、明治2(1869)年廃止になりました。現在は復元され資料館となっています。

〇有形文化財や天然記念物
史跡などでは、本殿が市の有形文化財で社叢が市の天然記念物に指定されている麻衣廼神社、山門が楼門で市の有形文化財に指定されている観音寺、土木遺産の旧片平橋やトチノキの大木で県内第一といわれる樹齢600年以上で県の天然記念物に指定されている「贄川のトチノキ」などがあります。
贄川の栃の巨木
麻衣廼神社

贄川宿

住所塩尻市贄川
駐車場専用駐車場はありません。近くのJR贄川駅駐車場をご利用ください。
その他宿場内は通行にご注意ください。
深澤家住宅深澤家住宅は非公開となっております。 問合せは塩尻市文化財課 0263-52-0280(代表)
てくてくマップ贄川てくてくマップ贄川(4.58MB)

贄川関所

木曽十一宿の北の入口にあたる贄川関所。豊臣秀吉の時代木曽材木の監視のため設置され、関ケ原の戦いの後、福島関所が設置されるとその副関として置かれ女改めを中心に人と物の通行に目を光らせていました。
現在の建物は当時の資料などを元に復元したもので、関所や街道交通に関わる資料を展示しています。

贄川関所
贄川関所(資料館)

贄川関所

住所塩尻市大字贄川1568-1
電話番号0264-34-3002
営業時間4月~11月:9時~17時(最終入館16時30分)/ 12月~3月:9時~16時(最終入館15時30分)
休館日月曜日、祝日の翌日、12月29日~1月3日 ※1月・2月は、左記以外に火曜・木曜・金曜(祝日を除く)も休館となります。
URLhttps://www.city.shiojiri.lg.jp/soshiki/75/3813.html
駐車場JR贄川駅駐車場をご利用ください(無料)
料金大人300円 (20人以上の団体:1人240円)/子供(中学生以下)無料
アクセスJR中央本線贄川駅から徒歩5分

地図

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