信濃国二之宮 小野神社
しなののくににのみや おのじんじゃ
信濃国二之宮として有名な小野神社・矢彦神社は同じ社叢の中にあって、北に小野神社、南に矢彦神社が鎮座しています。
小野御柱祭
“綺羅*を見たけりゃ小野御柱”
7年に一度卯年と酉年に信濃国二之宮の御柱祭は盛大に行われます。
*綺羅とは・・・あや織りとうす織の絹。転じて美しい衣装。あでやか、華やかで美しいこと。
小野神社
江戸時代前期の秀作として、本殿など4棟が県宝に。梵鐘は、永禄七年武田勝頼が戦勝祈願に寄進したもので、市文化財に指定されています。卯と酉年に開催される小野神社御柱大祭は市指定無形民俗文化財に指定されており、社叢は県の天然記念物に指定されています。
天然記念物に指定される社叢
社叢は深い森に囲まれていて、その多くが天然林なことから長野県指定天然記念物に指定されているそうです。
実際に境内に足を踏み入れると、道路沿いにあっても境内の中は静か、厳かな空気が満ちています。
武士に崇敬されてきた神社
ここは武士に崇敬されてきた神社と言われています。
木曽義仲がここで戦勝を祈った後、倶利伽羅(くりから)峠で数百頭の牛の角にたいまつをつけて突入させる奇策で平家の大群を破滅させました。
矢彦神社の神の加護に感謝した義仲が木曽から木の切り出し、同社を造営したそうです。
小野神社でも、今も遷宮祭で薪を牛のような形に組んだ「牛炬火(うしたいまつ)」を燃やす伝統が続いています。
基本情報
住所 | 塩尻市北小野175-1 |
アクセス | 中央道塩尻ICより車で約14分(8.2km) JR小野駅より徒歩約10分(900m) |
小野神社資料館について | 小野神社資料館見学ご希望の方は事前にお問合せ下さい。 |
小野神社資料館 問合せ先1 | TEL:090-9664-2526 MAIL:mzt430@po31.lcv.ne.jp(資料館長) |
小野神社資料館 問合せ先2 | TEL:090-1501-9576 MAIL:furumaya@vista.ocn.ne.jp(副資料館長) |
小野神社資料館URL | http://artten.extrem.ne.jp/tanome/onojinja-siryoukan/ |